池井戸潤 / 下町ロケット

あんまり有名な本は(特に流行っている最中は)積極的に手に取らない天邪鬼の私としては異色といえば異色かな。
仕事関連で思いっきり参考にできそうだったので読みました。
単純に、う~ん、上手いです!
ていうか殿村さんがかっこいいです!!!笑
そして企業間のかけひきが何より楽しいです。
たくさんの人物を出してきて、それぞれの立場からの思惑とか情熱とかしがらみとか、いろいろが交錯して、結果的に全体的にいい方向へ持っていくって言う、これも王道といえば王道ですが、それが丁寧に描かれていてとってもよかったです。
人物をたくさん出す、それぞれの関係をリアルにしっかり描写できる、そしてそれを展開させて収束、回収する、ってのはとっても難しいことだと思ってるのですが、その点、池井戸さんはすばらしいと思いました。
娘との関係の回収がいまいちだったような気もしなくもないけどね。
レビューで何度も書いてる気がするけど、
「エピソードとしての」キャラクターって往々にしているのだけど、そういうのがほとんどなかった。
(真剣にそのサブキャラの生涯・性格・事情・主人公達とのかかわりを考えたら、そんな好都合かつこっちのご都合主義的な分かりやすいキャラクターいるわけないやろ。フィクションだからしょうがないけど、とよく思う)
それから、仕事関連で参考にできそうっていうのはまさしくで。
もうがっつり参考にさせていただこうとおもっています。
この作品がフィクションであっても、こういう話に感銘を受けてくれる人っていうのはたくさん入るから、話題になって映画化(ドラマ化?)したり直木賞を取ったりしたわけですよね。
勉強になりました。
















