三浦綾子 / 氷点・続氷点
偶然、先日北海道旭川に行った際に同行者からおすすめされて寄った「三浦綾子記念文学館」にて、三浦綾子という作家を初めて知り、その代表作となる本作に興味を持ったのがきっかけです。
グレッグ・イーガン / ビット・プレイヤー
イーガンの短編集。
改めて私は長編のほうが好きかな~と感じましたが、それでもやっぱりイーガン節。
いいですね。
イーガン作品に共通している素晴らしいところの ...
夏目漱石 / 私の個人主義
夏目漱石の晩年の、西日本での公演が話言葉のママ5本収録されている文庫。(すべて青空文庫にあります)
明治末期の日本を、東大卒の一般市民としていかに鋭く見ていたのかということがよく分かるうえ、謙虚でコミカルな人物像も見えてく ...
東 浩紀 / ゲンロン戦記-「知の観客」をつくる
偶然目にしたPRESIDENT Onlineのインタビュー記事「TwitterやYouTubeで『知の観客』をつくることはできない」と「これからの知識人は”もの書き”より”話し手”に変わ ...
高木 徹 / 大仏破壊 ビンラディン、9・11へのプレリュード
前作「戦争広告代理店」に感動したので。
タイトルは「大仏破壊」ですが、「9.11」に至るまでのアフガニスタン国内や関係者たちの奮闘やその経緯を追っていく大作です。
筆者はNHK所属のジャーナリストで、本作はもともと ...
吉田秋生 / BANANA FISH
海街Diaryは原作ファンで、もともと吉田先生の過去作に興味があったのでトライ。
後半にネタバレありです。
2018年にアニメ化しBL界隈で盛り上がっている様子。確かに2人の男性主人公が支え合いながら敵対する勢力と ...
山本 有三 / 路傍の石 (新潮文庫)
昭和史を復習中。時代を感じる名著です。
面白くて一晩でイッキ読みしてしまいました。
新潮文庫・昭和55年発刊版。
1900~30年 ...
Bernhard Schlink / 朗読者(Del Vorleser)
手に取ったきっかけは忘れましたが、まじめな文脈で何度か目にしていたので。
ネタバレありです。
全部で3部構成になっていま