夏目漱石 / 私の個人主義
夏目漱石の晩年の、西日本での公演が話言葉のママ5本収録されている文庫。(すべて青空文庫にあります)
明治末期の日本を、東大卒の一般市民としていかに鋭く見ていたのかということがよく分かるうえ、謙虚でコミカルな人物像も見えてく ...
東 浩紀 / ゲンロン戦記-「知の観客」をつくる
偶然目にしたPRESIDENT Onlineのインタビュー記事「TwitterやYouTubeで『知の観客』をつくることはできない」と「これからの知識人は”もの書き”より”話し手”に変わ ...
高木 徹 / 大仏破壊 ビンラディン、9・11へのプレリュード
前作「戦争広告代理店」に感動したので。
タイトルは「大仏破壊」ですが、「9.11」に至るまでのアフガニスタン国内や関係者たちの奮闘やその経緯を追っていく大作です。
筆者はNHK所属のジャーナリストで、本作はもともと ...
高木 徹 / ドキュメント 戦争広告代理店〜情報操作とボスニア紛争
知人が「面白かった」とおすすめしてくれた本。
リアルサスペンスですね。面白かった。
いろいろな意味で視野が広くなる良書です。
日本のいちばん長い日
2015年度版。
戦後18年頃の文藝春秋の、関係者の座談会の記事を原作にしているらしい。
どおりでリアリティがあり、よけいな誇張表現がなく見やすいです。ちょっとドキュメンタリー風味ですね。
戸部 良一 ほか / 失敗の本質―日本軍の組織論的研究
衝撃の結論。
組織の運営、プロジェクトの遂行、誰もが一度は悩んだことがある「組織(戦略)の失敗」の本質を、結果的に失敗だった太平洋戦争を振り返ることで明らかにしていく。
前半は、失敗したとされる6つの「作戦」それぞ ...
清武 英利 / しんがり 山一證券 最後の12人
尊敬している人がおすすめしていたので。
バブル崩壊は自身の児童期にあたる。
しかも親族に証券関係者がいるので、思った以上に生々しかったです。
…その実態は、ほんとにこれノンフィクションなの?と思わずには ...
さくらももこ / そういうふうにできている
さくらももこさんがこのタイトルでエッセー出してることはなんとなく知ってて、偶然入った古本屋で見つけたので購入。
さくっと読めます。
おすすめ。