ロバート・A・ハインライン / 天翔る少女【新訳版】

ハインライン作品は初。
赤尾 秀子 氏の新訳版ですね。
同じ人類史の延長で、かつ現在の文明とは遠く隔たってる世界観であることと、
それらの文明についての描写がたくさんある、ということに最も魅力を感じて購入。
その点については、もう少し地球の描写があったらよかったなとは思います。
金星・火星の文明(というより文化か)の記述が詳細だったのは◎
火星人っていうのと金星の妖精ってのが微妙にわからず気になるけど。
ラストについて賛否両論あるようだけど、私はかなり楽しめたので○。
ジョブナイルとしては中盤までは◎だけど後半が…という意見が多いようなのだけど、
とくにジョブナイルを期待していなかったので気になりませんでした。
ポディのような女の子が一人出てきて、勇敢に旅して終わる、というのは「たった一つの冴えたやり方」とかを思い出し、(私はあの作品にあまり感動を覚えないので)、
それは残念だなと思うまもなく、天才肌でキチガイぽい弟との絡みが出てきて、ワクワクしましたね~
姉弟っていうところがポイントだよね。
とにかくクラークがイケメンすぎるのが私得。
ポディは向上心と自信を持った(けどややズレている)いまどきの女子っぽさの象徴みたいな感じで、言われてみれば「ウザい」んだけど、
女子として妙に共感してしまうくだりがあったりするたび、「アレ?これ作者男性ですよね」と思ってみたり。
楽しかったです!
















