THE BUCKET LIST 最高の人生の見つけ方

2015-12-14邦題が残念, 洋画

最高の人生の見つけ方 [DVD]久々映画。
以前借りて、結局忙しくて見れず、、、再チャレンジ。

一回、作業しながら流してチラ見してしまい、大筋を把握しまったので、面白み半減かなと思ったまま、もう一度ちゃんと観ました。
いやー、クライマックスは何回か泣きました(;ω;)


人生の終わりを前にした、正反対のご老人2人が出会い、やり残したことを一つ一つ、やっていく。

アメリカ映画は特に、「ありがちなテーマ」、つまり「オチがすぐに想像つく」ものが多く(逆に邦画は、海外勢から見ればものすごく難解だと思う)、その中でどうやって面白みを出していくかが見せ所かと思う。

この作品も、後半で「人生の無常とそれゆえの一瞬一瞬の素晴らしさ」とか「家族や友人との愛」みたいなものにフォーカスされるのはわかりきっていたのですが、主演二人があまりに好演だからなのか、エピソードが意外とリアルで、すごくよいです。

最後の3連続の語りがすばらしい

二人は旅に出るのだけど、その終わり方が非常に難しいエピソードの一つになると思って見てた。
二人が、それぞれの想いゆえに意見が食い違うシーンは、なぜだかとてもリアルだった。

そして最後、語りの3連続があって、ここがもうすべてを持っていきます。
この語り3連はそらで言えるようになりたいくらい素敵。
素敵すぎるので文末に載せる。


特にグッときたのは、
「世界一の美女にキスをする」のリストを消したところと、
「お互いの人生に喜びをもたらしあったと言っても過言ではない」くだり。

そんな風に言える友人や家族を、この先たくさんつくりたい。
って強く思わされた。


それから主題歌も素敵です!

気になったところといえば、
トーマスとエドワードの関係性、
カーターとバージニアの関係性、
についてはもう少しエピソードが欲しかったな。

バージニアがなんであそこでああいう態度を取ったのかとか、
電話越しにエドワードになにを伝えたのかとか、
トーマスはエドワードの死後どうしたのかとか
尺の関係上、難しいとは思うのだけど、結構気になるとこではありました。




…それにしても、邦題が微妙。
直訳も確かに微妙だけど、こういう放題、あんまり魅力を感じない。
「××な人生を○○する方法」とか結構あるよね。

本作に至っては観終わってからも、ぜんぜんしっくりきてない。。
「最後(最期)のリスト」とかで良かった。

英語圏のタイトルってかなり直球タイトルが多いと思うけど
それを変にふわっとさせるから放題ってカッコ悪いんだよなあ。
せめて、原題はそのままで、放題は副題扱いにして欲しい。

ちなみに「ニュー・シネマ・パラダイス」は、原題をそのまま邦題にしてしまったがゆえに、確かにタイトル損している(知らない人が聞くと、「ハッピーな感じのミュージカル系映画?」って思う)と思うから、放題をくっつけることに関してはいいと思うのですが。
観たからには、このタイトルだけだからこそ、グッとくるものがあるのだけどもね。


Dear Edward, I’ve gone back and forth the last few days trying to decide whether or not I should even write this.
In the end, I realized I would regret it if I didn’t, so here it goes.
I know the last time we saw each other, we weren’t exactly hitting the sweetest notes-certain wasn’t the way I wanted the trip to end.
I suppose I’m responsible and for that, I’m sorry. But in all honestly, if I had the chance, I’d do it again.
Virginia said I left a stranger and came back a husband; I owe that to you. There’s no way I can repay you for all you’ve done for me, so rather than try, I’m just going to ask you to do something else for me-find the joy in your life.
You once said you’re not everyone.
Well, that’s true-you’re certainly not everyone, but everyone is everyone.
My pastor always says our lives are streams flowing into the same river towards whatever heaven lies in the mist beyond the falls.
Find the joy in your life, Edward.
My dear friend, close your eyes and let the waters take you home.