堀江貴文 / ゼロ

仕事とかで精神的にまいっていた時、ふらふらと本屋に寄って、前書きにグッときてそのまま購入。
ホリエモンにはいい意味でなんの偏見もなく、そんなに興味もなかったし「ゼロ」っていう本が出てて相変わらず人気だ、という認識があった程度。
結局、その日帰宅後そのまま読んで、何回か泣きましたw
頑張って働く人は全員、勇気をもらえる
堀江氏の境遇に似ているわけでもないし、私はそこまで合理的に勉強できなかったし、なんでだろう。境遇や流れに共感したという感じではなく、でも、言っている趣旨として「私間違ってないんだ」、みたいな。救われた気分になりました。
書いてあるポイントは、そのへんの自己啓発本をまとめたものといって差し支え無い気がするけど、
堀江氏がにじませているように、結論や成果だけ主張していてもだめだ、理解してもらおうとする姿勢が大事だ、っていうのが真摯に伝わってくる書き方でした。
さて、私なりにポイント。
…徹底した合理主義者だった。そして物事をマクロ的に考え、「システム」を変えれば国が変わると思ってきた。
僕はひたすら「ファクト(事実)」だけにこだわってきた。…目に見える結果を残すこと。…数値可能な事実を指し示すこと。曖昧な感情の言葉より、端的な論理の言葉で語ること。
…しかし、理詰めの言葉だけでは納得してもらえないし、あらぬ誤解を生んでしまう。そればかりか、ときには誰かを傷つけることだってある。僕の考えを理解してもらうためには、まず「堀江貴文という人間」を理解し、受け入れてもらわなければならない。言葉を尽くして丁寧に説明しなければならない。
これが「ゼロ」の一番のテーマであり解かなと思う。
こうしてみるとホリエモンが不器用で「徹底した合理主義者として振舞っている」からこそ、しょうもない問題に絡まれることは、大人から見ればよく分かる事実だったなと思う。
でも、レベルは違っても、コレに似たような考えの大人はままいると思う。
堀江氏レベルの極端な人がこうやって語ってくれるのは非常に説得力があって素敵です。
どんなにたくさん勉強したところで、どんなにたくさんの本を読んだところで、人は変わらない。
自分を変え、周囲を動かし、自由を手に入れるための唯一の手段、それは「働くこと」なのだ。
ここで泣いた記憶あり。笑
猛烈に働いたり、次々価値を生み出す人には到底及んでないけど、私なりに「働くこと」に意義や価値を見出して頑張っている。
でも、身の回りに、意外とそういう人は多くない。
バシッと言い切ってくれたことで、ものすごくスッキリしました。
これはひとえに「経験」の問題なのである。
そして経験とは、時間が与えてくれるものではない。
なにかを待つのではなく、自らが小さな勇気を振り絞り、自らの意思で一歩前に踏み出すこと。
経験とは、経過した時間ではなく、自らが足を踏み出した歩数によってカウントされていくのである。
ちょうど、転職してからの怒涛の1年が過ぎ、まだまだ「ムチャぶり」の仕事が続く中、「何よりも価値のあるものは"経験"なのではないか」と感じていたいま、まさに明文化してくれた文章。
いやー、ホンマにヒッチハイクしてみたくなりました。
知らない人に何かを売り込むわけで、飛び込み営業と同じくらいの勇気と度胸とポイントがつかめるんだろうなぁと思う。
挑戦と成功の間をつなぐ架け橋は、努力しかない。
なるほど。
挑戦と成功しか無いと思ってたけど、そのプロセス的には確かに「努力」と読むものを挟むほうがしっくりするかもしれない。
つまり、勇気を振り絞って何かをすると決断したら、あとは地道に「やる」だけという期間が必ず多かれ少なかれあるものだと。
あとはもろもろ。気付きとか、「そうだよな」っていう後押しとか。
・責任と自由は裏表。(自身、転職するときに強く思った。)
・やりがいは見つけるものではなくつくるもの。
・やりたいことは全部やれ!
・転職するとき、「きっとお父さんは反対するだろうな」とか「お母さんは心配するかもな」といった思いがよぎるとしたら、それはまだ「子ども」の意識が抜けず、自立しきっていない証拠だ。
(わかる!私もこれを経ている。)
・友達は大事だ。家族も大事だ。でも、ひとりで孤独を受け止める強さを持ってこそ、真の自立を果たすことができるのである。
(わかるし、孤独感を感じていたので、そう言い切ってもらえてありがたかった。)
・「他者を信じること」とは、「裏切られるリスク」を引き受けることでもある。
(わかる!苦手なことなんだけど、これはもっとしていかなくては、と思っている)
「たった100円の寄付で救えるはずの見知らぬ異国の子どもたちの命をいわば無視して、テレビで話題の”保険がおりない臓器移植の○○ちゃん”に寄付が集まる」論を思い出した。
ここでポイントになっているのは「行動に移すためにいかに共感してもらうか」。
このために「ストーリー」を披露する。
そういえば、「木のいのち木のこころ」を読んだ時にも「ポイントだけを言っていてもダメなこともある」的なまとめをしたなぁ。
そこでは「理解にはストーリーや共感が必要」というより「時間を伴った経験」が大切だっていうまとめだったけど。
また、個人的に動画をつくる仕事(お遊戯レベルでお金ももらってないけど)をしていて、その時に「人は、紆余曲折を経て今がある、というストーリーそのものに惹かれる」から、そういう魅せ方をしようと考えていたことがある。
どれも微妙に違うけど、同じなのは「結論・成果・ポイントだけを羅列しても他人には伝わらない」ということ。
















