THE DARK KNIGHT ダークナイト
金曜ロードショーで偶然観始めてしまったらグイグイやられた作品。
いやーこれは。。
アメリカ映画って往々にして分かりやすいというか、あからさまにハッピーエンドとかサクセスストーリーとか、悪役は救いようのない完全な悪役で、複雑な心理描写って実は少ないと思ってるんだけど。
(それはそれでスッパリサッパリしていて好きなのですが。)
この作品は、なにが悪か、っていうところを大真面目に掘り下げちゃった点、いい意味で面白かったですね~。
主人公役を「誰がやってもさほど変わらないんじゃね」って感じる点では、バットマン本人の魅力そのものや、それを引き出すエピソードに欠けたのかな、という印象。
ま、でもこれはスパイダーマンと違ってバットマンの人生云々、っていうより、あるヒーローがいて、彼を取り巻くさまざまな事件や世間、っていうのがテーマかなと思うのでしょうがないか。
いやー、ライジングが見てみたいです。