國貞 克則 / ストーリーでわかる財務3表超入門
友人が起業したってことで、「負けてらんない!」っていう闘争心と、昔からしたいしたいと言いながら後回しにしていたお金の勉強、少ししようかなと。
以前、本屋でちょうど、この本の序盤を少し立ち読みしたことを覚えていて、
タイトルは覚えてなかったけど「この本屋のこのへんにあったはず!!」と、探して見つけて購入。
序盤を読んだことあったので、全体的に期待通りでした。
一応学生時代、会計も少しだけ取ってたんだけど、いかんせん基礎からしっかりやってないから、「B/Sの損益とP/Lの損益は同じ」とかを「聞いたことある」レベルでした。
別に会計についてガチンコで勉強したい訳じゃなくて、
起業や会社経営に、どんな知識が基礎として必要なんだろう、
という気持ちで読み始めたので、目的にかなり沿った内容だったと思います。
おそらくこの知識、この先しばらく全く使わないから忘れるけど、教養として何度か読み返すだろう。
2015-01-20 —–
読み返しました!
やっぱり、いい本です。
会計の基礎の整理にもなるし、あかねのストーリーも、とてもいい。
志持って起業してやろうかな、って思わされる良い本です。
メモ:
■収入と支出の、いわゆるお小遣い帳が「収支計算書」。 一番下が「いまある現金(残高)」。
■PL(損益計算書)は、「その期の正しい利益」を計算する表。 一番下が「利益」。
■BS(貸借対照表)は、「財産の残高一覧表」。
右側が「どうやってお金を集めてきたか」で、左側が「集めてきたお金がどういうかたちで存在しているか」。
左右の一番下は同じになる。
★ BSの左(資産)にある「現金」は、収支計算の残高と同じになる。
★ PLの一番下(利益)は、BSの右下「純資産」の、「利益剰余金」と同じになる。
PLの利益は会計上の話であって、手元にある現金ではない。
キャッシュがショートしたら、基本的には倒産。
減価償却は、毎月ごとに行われる。