INTO THE WILD
アオリ文に興味があって。
以下ほとんど中身についての話になるので、先に映画としての評価。
演出、演技、音楽、よいですね。
結構映像化しづらいシナリオだったと思うけど、撮影はもちろん臨場感があってよかったし、演技も◎、音楽も合っていたし暗くなりすぎず、よかったです。
ただ最終目的地である「アラスカのバス」と、そこに至るまでの旅路をサンドイッチする方法で進めていたけど、この「アラスカのバス生活」がいかなるものだったのかを印象付けるために、時系列そのまま進めてもよかったのかなと思う。
そのほうがクリスの気持ちも追いやすい気がする。
さて
ノンフィクションだって知らずに観ていたのもあり、「えっ、死ぬんかい!?」っていうツッコミ以外にも、なんだか全体的に青臭さを感じ、「クリス、終盤になっても成長しねぇなぁ」と、少々すっきりしない感がありました。
こちら↓のブログがそのすっきりしない感を説明してくださっている。
http://blog.goo.ne.jp/taku6100/e/fd74a37af447e85b3b5c5e39b8317e37
ありがちな話だけど大学生のころ、一人で旅行することに、「自分は一人でもやっていける」と少し興奮したりしてみたけど、すぐにやらなくなった。
理由は、「Happiness is only real when shared.」に尽きる。
「綺麗な景色を見ても、それを『綺麗だね』と分かち合える人がいないとつまらないから」。
ハチクロで竹本くんが最北端を目指す時も印象的な台詞があって。
「振り返らないで 僕はどこまでいけるんだろう
そんな風に走り出したあの日の理由 やっとわかった
多分僕は せなかから遠去かった自分の全てをどれだけ大事か 思い知りたかったんだ」
だいたい、私はこの辺が真理だと思ってたのもあって、
「頭のいい」クリスが、何を求めて荒野に行くのか興味があったのだ。
けど、最後まで青臭い感じ…
最後の最後で発見した真理がそれか。。。いや、すばらしいけれども。。。
映画の通りだとすれば、出会った人たちはけっこういい感じなのにな。
「何から逃げている?」 はグッドクエスチョンだった。
クリスはもう少しこれを真剣に考えてみるべきだったのでは。
変にスポーツもできて冒険心があるから、それっぽいホラ吹いて冒険できてしまっていたのだろうけれども。2年間ガチ旅していたのはすごいと思うけれども。
死ににいくつもりならともかく。
生きて帰る可能性を否定しないなら、生きて帰れる策を講じておこうぜ。
「もしクリスが生きて帰っていたら」のIFを必ず想像させるという点においては、
「後悔先に立たず」のよい?見本になったと思う。
そして「旅に出たい(遠くに行きたい)、という青っぽい若者がいたら見せたい映画」ナンバー2に入りました!w
1:スパニッシュ・アパートメント
2:INTO THE WILD
ちなみに旅に出たい若者は高橋歩さんの本は必読です!
















